高速インターネットが楽しめるexcite MEC光ってご存知ですか?
excite MEC光はNTTの光コラボサービスでexcite光の高速サービスです。
料金は若干上がりますが次世代通信サービスIPv6に対応したサービスを提供しています。
excite光の評判はあまり良くなかったのですが、excite MEC光はどうでしょうか?
回線営業マンが徹底解説します。
excite MEC光の料金とオプション
戸建プラン料金
フレッツ光ネクスト | excite MEC光 | |
---|---|---|
プロバイダー料金(税抜) | 1,000円 | 0円 |
月額料金(税抜) | 4,600円 | 4,500円 |
合計(税抜) | 5,600円 | 4,500円 |
excite MEC光はプロバイダー料金が0円となっており、
戸建プランの場合、フレッツ光と比べると毎月1,100円安くなります。フレッツ光が2年契約なので2年間で26,400円お得です。
マンションプラン料金
フレッツ光ネクスト | excite MEC光 | |
---|---|---|
プロバイダー料金(税抜) | 500円 | 0円 |
月額料金(税抜) | 3,950円 | 3,500円 |
合計(税抜) | 4,450円 | 3,500円 |
マンションプランの場合、フレッツ光と比べると毎月950円安くなります。フレッツ光が2年契約なので2年間で22,800円お得です。
オプションサービス
サービス名 | 料金 |
---|---|
MEC光電話 | 500円 |
NEC光テレビ | 660円 |
MECリモートサービス | 500円 |
ホームゲートウェイ | 200円(光電話が必要な場合は必須です) |
無線LAN付ホームゲートウェイ | 300円 |
無線LANルーター | 300円 |
追加無線LANカード | 100円/1枚 |
オプション関係はすべてexcite光と同じです。
光電話を利用している人は、今まで無料だった光電話対応ONU(無線非対応)を月額200円でレンタルしなければいけません。
excite MEC光のルーター
excite MEC光はIPv6 IPoEという通信方式を採用していますが、「DS-Lite(Dual-Stack Lite)」に対応しているルーターを利用することでIPv4もIPv6と同様の速度で通信可能となります。
そこでおすすめのルーターはどのような機種を使うのがいいのでしょうか?
現在excite MEC光で標準でレンタルできるルーターはNEC Aterm W1810GPというモデルです。
しかしこのルーター、ネット上の評判を見るとあまり良い評価ではないのが残念。
価格はBUFFALO等に比べると安いのですが、速度が遅いなど評判はイマイチです。
自分でルーターを用意する場合どのようなルーターを選べばいいのでしょうか?
ここではexcite MEC光で動作検証が出来ているルーターをご紹介しておきましょう。
動作確認済みルーター
製品名 | 型式 |
---|---|
無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1733+800Mbps エアステーション | BUFFALO WXR-2533DHP2 |
無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1733+800Mbps エアステーション | BUFFALO WXR-2533DHP |
無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1300+600Mbps | BUFFALO WXR-1900DHP3 |
無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1300+600Mbps | BUFFALO WXR-1901DHP3 |
無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1300+600Mbps | BUFFALO WXR-1900DHP2 |
無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1300+600Mbps | BUFFALO WXR-1900DHP |
無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1300+450Mbps | BUFFALO WXR-1750DHP2 |
無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1300+450Mbps | BUFFALO WXR-1750DHP |
11ac対応867Mbps(規格値)Wi-Fiルーター | I-O DATA WN-AX1167GR |
IPv6/11ac対応867Mbps(規格値)Wi-Fiルーター | I-O DATA WN-AX1167GR/V6 |
他社製のルーターを利用する際はexcite MEC光の性能をフルに利用するためにもDS-Liteに対応したルーターを選ぶ必要があります。
excite MEC光の契約期間と解約にかかる費用
excite光には設定されていなかった契約期間と解約に伴う違約金はexciteMEC光では発生するのでしょうか?
契約期間
excite MEC光はexcite光と同様に契約期間はありません。
自分の好きな時期に解約することができるのがexcite MECの特徴の一つでもあります。
いつ移動になるかわからない転勤が多い職場の方や仮住まいの方にexcite MEC光はお勧めです
ただし、各種キャンペーンが適応の場合最低利用期間が決められている場合もありますので注意してください。
違約金
違約金は基本的にありません。
しかし、ケースによって違約金が発生する事もありますので注意が必要です。
各種キャンペーンが適応されている場合
新生活応援キャンペーンで行われているルーターのプレゼントの場合、最低利用期間が6か月となりそれに満たない場合、解約事務手数料として5,000円請求となります。
その他利用しているキャンペーンにより違約金が発生しますので、解約時にはどのようなキャンペーンが適応になっているか、サポートセンターに問い合わせる必要があります。
転用時にNTTに支払われている工事費に残債がある場合
【NTT東日本エリア】
フレッツ光の工事費を分割払いとされて工事費の支払いが完了していない場合、転用時にその工事費の未支払分残額を一括で清算となります。
【NTT西日本エリア】
・2015年5月1日以降にフレッツ光を開通された方
フレッツ光の工事費を分割払いとされて工事費の支払いが完了していない場合、転用時にその工事費の未支払分の残額を一括で清算となります。
・2015年4月30日以前にフレッツ光を開通された方
フレッツ光を契約し「初期工事費割引キャンペーン」の適用を受けていた場合、転用時には「初期工事費割引キャンペーン」の違約金は発生しません。
ただし、転用後、NTT西日本でのフレッツ光回線開通月から所定期間内に「excite MEC光」を解約した場合、次の違約金を一括で清算となります。
フレッツ光回線の開通月から16ヶ月目以降24ヶ月以内に解約した場合、10,000円(税抜)
excite MEC光の初期費用と工事費
excite MEC光を契約する際、転用ならば事務手数料のみで済む場合がほとんどですが、新規であればさらに工事費が発生します。
転用の場合
戸建てマンション共 | 料金 |
---|---|
転用事務手数料 | 2,000円 |
MEC光開通手続き料 | 3,000円 |
合計 | 5,000円 |
現在キャンペーン中につき転用事務手数料及び開通手続き料は無料となっています。
新規の場合
戸建タイプ | 料金 |
---|---|
契約事務手数料 | 1,000円 |
MEC光開通手続き料 | 3,000円 |
工事費 | 18,000円 |
合計 | 22,000円 |
マンションタイプ | 料金 |
---|---|
契約事務手数料 | 1,000円 |
MEC光開通手続き料 | 3,000円 |
工事費 | 15,000円 |
合計 | 19,000円 |
戸建てプラン、マンションプランともに、宅内の配線設備を再利用する場合7,600円となりますが、詳細はサポートセンターに問い合わせをしてください。
excite光からexcite MEC光に乗り換える
excite光からexcite MEC光に乗り換えるのは非常に簡単にできます。
exciteMEC光にサービスを移行するにはこちらのページから必要事項を入力すると、excite MEC光の担当者からメール、もしくは電話が来ますのでそれに沿って手続きをするだけとなっています。
ユーザー側で設定することは特にありませんので、特別な知識も必要ありません。
また、移行に伴う費用は光開通手終了として3,000円(税別)が発生します。
excite光とexciteMEC光比較表
excite光 | excite MEC光 | |
---|---|---|
接続方法 | IPv4 (PPPoE接続) | IPv6(IPoE接続) |
回線速度 | 1Gbps | 1Gbps |
契約期間・違約金 | 無し | 基本的に無し*1 |
工事費(マンション) | 19,000円(16,000円) | 22,000円(19,000円) |
月額料金(マンション) | 4,360円(3,360円) | 4,500円(3,500円) |
キャンペーン | ほぼ無し | 随時 |
支払い方法 | クレジットカードのみ | クレジットカードのみ |
*1契約時にキャンペーンが適応となっている場合最低利用期間の設定や違約金が発生する場合があります。
excite MEC光のメリットとデメリット
サービス開始から日が浅いexcite MEC光のメリットとデメリットはどんなところでしょうか?
excite光より高額なexcite MEC光を選択するにはそれなりのメリットが無ければ選ぶ意味がなくなってしまいます。
メリット・デメリットをしっかりと理解してexcite MEC光を契約しましょう。
excite MEC光メリット
excite MEC光の最大のメリットは低価格なのに高速というところでしょう。
excite MEC光の通信方法は、次世代通信方式といわれるIPv6 IPoEを採用していますので、従来のPPPoEで問題となっていた、夕方や夜間のインターネット利用者が多い時間帯に、通信速度が低下する問題を回避できるということです。
また、excite光ではあまりなかったキャンペーンがあることも重要です。
キャンペーンの内容はその時々により変わってきますが、工事費や初期費用が無料になったりしますので、毎月の料金はexcite光よりも高い設定ですがトータルで考えるとexcite MEC光のほうがお得の場合もあります。
その他にも契約期間の設定がなく基本的に違約金が無いのもメリットの一つです。
excite MEC光デメリット
excite MEC光のデメリットはサービスがスタートして間もないことです。
ネットで調べても他社のように情報が多くありません。
IPv6の性能をフルに利用できるか判断するにはもう少し時間が必要かもしれません。
また、excite光同様に支払いがクレジットカードのみとなっているのもデメリットです。
カードを持っていない人は選択肢から外れてしまいます。
スマホをお使いで光回線とスマホの料金を合わせて考えるとそれほど安くなくなってしまいます。
excite MEC光キャッシュバックやキャンペーン
excite MEC光は他の光コラボレーションと比べるとキャンペーンなどの特典はほとんどといっていいほどありません。
2019年5月の時点でもキャンペーン情報はありませんので、キャッシュバックなどを期待されている場合には月額料金が多少上がってしまいますが他の光コラボ、ソフトバンク光などを選択することも検討しましょう。
excite MECのまとめ
速くて安いインターネットが売りのexcite MEC光ですが、現時点ではexcite光よりはいいんじゃないかというレベルです。
上でも書きましたが、何より情報が少ないことでしっかりと判断できないのが本音のところ。
回線営業マンも商材として扱っていない事が多く仲間内でもその評判が不明なのです。
回線営業マンとしては一般ユーザーにお勧めするサービスではありませんが、現在excite光を利用している人が乗り換えるには良い選択でしょう。
安いところはそれだけで他のメリットがまったく無い、そんな不満を解消したのがenひかりです。
excite光より安く、ポケットWi-Fiが格安で利用できるなど月額料金が安いのに付加価値があると、人気が出てきている光コラボ。
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