失敗しないインターネットの引越し!引越し後直ぐにネットを使うには!?

         
  • 2018.07.24
  • 2018.08.01
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  • 光回線
失敗しないインターネットの引越し!引越し後直ぐにネットを使うには!?

引越しの際しなければいけないいろいろな手続き。

その中でガス・電気・水道それと電話とインターネット。

ここではインターネットの失敗しない上手な引越し方法をご紹介していきます。

引越しが決まったら

インターネットの引越し、実は少々手間がかかるのはご存知でしょうか?

ガスや水道のように電話一本で引越し当日から利用できるというわけにはいきません。

上手手続きをしないと引っ越した後何週間もインターネットが使えないなんてこともあります。

そうならないためにも事前にしっかりと準備をすることが重要です。

引越し先の回線を把握する

引越しが決まったら、先ず必要なことは引越し先でどのような回線を選ぶことができるか把握しましょう。

ほとんどの場合、NTT系のフレッツ光や光コラボは利用できるはずですが、それに加えKDDIが提供するauひかりやso-netの提供するNURO光などNTTよりも高速で低価格な光回線が利用できるかもしれません。

また、工事についても確認が必要です。

集合住宅の場合光コンセントが設置してあるか?

光コンセントが無ければVDSLやLAN配線方式なのか?

集合住宅の場合には不動産屋に確認するのが近道ですが、知識不足の店員さんも少なくありません。

中には光回線の代理店とつながっていて特定の光回線やケーブルテレビを勧められることもありますので注意が必要です。

戸建ての場合には引越し先に光コンセントがあっても改めて工事が必要となります。

移転か新規かどっちがお得?

インターネットの上手な引越しは移転だけではありません。

転居先でインターネットを新規契約する方法も選ぶことが出来ます。

移転か新規契約かで損をすることも得をすることもありますので双方のメリットでメリットをしっかりと理解し選択しましょう。

移転のメリット・デメリット

移転のメリット
  • 支払い情報やメールアドレスが変わらない
  • 回線によってはお金がかからない
  • 手続きが簡単

移転でインターネットの引越し手続きをすれば、お使いのメールアドレスも支払い情報も変わりません。

また、JCOM等では引越し先で同じ会社を利用すれば引越し費用がかからないケースもあります。

手続きに関しては引越しの場合電話でのやり取りだけで済んでしまうことがほとんどです。

移転のデメリット
  • 引越し当日からネットを利用できない可能性がある
  • キャッシュバックなどの特典がない
  • 工事費がかかるケースがある

一番大きな問題が引越しの当日にネットが利用できないリスクがあるということ。

特に戸建ての場合や4世帯以下のアパートで戸建てタイプのプランを契約している場合は注意が必要です。

引越し当日、いざ光回線の工事をしようと思ったら光ファイバーの引き込みルートが確保出来ない等のトラブルで工事が延期となってしまうことがあるのです。

こうなると工事は後日改めて行うか、最悪光回線が引けないなんてこともありえます。

新規のメリット・デメリット

新規のメリット
  • キャッシュバックなどの特典を受けられる
  • 引越し当日から利用できる
  • 回線やプロバイダを自由に選ぶことができる

引越しで新規に回線を引く場合、事前に工事をしておけるので、移転の一番大きなデメリットでもある当日からネットが利用できないという心配が無いのが一番。

また、今の契約でネットが遅いという場合には、キャッシュバックなどがあるので、プロバイダを変えたり、回線自体を他社に変えるいいタイミングです。

新規のデメリット
  • 手続きが面倒
  • プロバイダによっては工事費がかかる
  • 少しの間、2回線の契約となるので料金が重複してしまう

解約および新規での申し込みとなるので手続きは移転よりも若干手間がかかります。

また、転居先に引越し前に工事の立会いにいかなければいけないので、遠方の引越しの場合は大変かもしれません。

NTTの引越し手続き

現在使っているインターネットがフレッツ光の場合には、NTTとプロバイダの両方に連絡する必要があります。

NTTの引越し手続きは電話で行います。

  NTT東日本 NTT西日本
固定電話 0120-116-116(9:00~17:00) 0120-116-116(9:00~17:00)
携帯電話 0120-116-000(9:00~17:00) 0800-2000116(9:00~17:00)

1.ガイダンス「フレッツ光、光電話についてのお申込みお問い合わせは9番を入力してください」が流れたら電話機の9番を押します。

2.オペレーターに繋がりますので引越しの手続きをしたい旨を伝えます。

3.引越し先の住所を伝え工事日を予約する。

NTTの手続きは以上です。

戸建ての場合にはすべて派遣工事が必要となります。

また、集合住宅で光コンセントが設置されている場合もしくは、契約がVDSLの場合には、基本的に無派遣工事となります。

その際は、転居先もしくは現住所にONUもしくはHGWがNTTより送られてききますので、転居先で自分で光コンセントもしくは電話線のモジュラージャックと接続します。

ただし、光コンセントが設置されていても派遣工事が必要な場合もありますので、工事が必要か不必要かは必ずNTTに確認しましょう。

工事の予約は正式には決まっていないようですが約1か月半前から予約が取れるようです。

ガスや水道と違い引越しに時間がかかりますので、早めの手続きが必要です。

解約日の設定は引越し当日に設定することで、ギリギリまで回線を利用することができます。

NTTの引越しにかかる費用

NTTのインターネットの引越しをする際には移転工事費用が必要となります。

移転にかかる費用は下記のようになっています。

戸建てもしくは3戸以下の建物に引越し 集合住宅(4戸以上の建物)に引越し
9,000円 または 330円/月×30回 7,500円 または 250円/月×30回

分割払いもしくは一括払いから選ぶことができます。

土日祝日の工事は上記に加え3,000円の加算となります。(加算分は初回に請求)

フレッツ光の工事費を払っている最中(光回線導入後2年以内で分割払い)の場合には、現在の工事費に移転工事費が加算されます。

フレッツ光を現在利用している場合で転用をお考えの人はBIGLOBE光に転用してしまうのがお得です。
BIGLOBE光に転用するために3,000円の手数料がかかりますが、BIGLOBE光は3年契約であればその期間内の引越し先での工事費はすべて無料となります。
NTTの移転にかかる費用が7,500円から9,000円なので4,500円から6,000円お得に移転手続きが出来ます

auひかりの引越し手続き

auひかりの場合には引越し先でもauひかりが利用できる地域かどうかが重要となります。

引越し先でauひかりが利用できれば問題ないのですが、利用できない場合には解約となってしまします。

これについてはauひかりの各プロバイダにより条件が変わってきます。

必ずご自分の契約したプロバイダに確認してください。
auひかりの引越し手続きは電話での手続きとネットでの手続きが選べますが、プロバイダにより手続きや条件が違いますのでご注意ください。

au one netのネットでの手続きはこちらから
お時間のある方は電話での申し込みのほうが、料金や工事なども含め詳細を確認できるため、電話での手続きのほうが安心です。
電話での問い合わせ、申し込みはこちら

auひかり問い合わせ 左記番号が利用できない場合
0077-777 0120-22-0077

1.ガイダンス「引越しのお手続きは2番を入力」が流れたら電話機の2番を押します。

2.本人確認として契約の電話番号を入力します。(電話の契約が無い場合は契約番号を押します)

3..オペレーターに繫がるので引越しの手続きをしたいことを伝えます。

auひかりの引越し手続きは以上です。

au one net以外の問い合わせはこちら

プロバイダ名 電話番号 URL
@nifty 0120-32-2210 / 03-5860-7600 http://support.nifty.com/hikkoshi/
@TCOM 0120-987065 http://support.t-com.ne.jp/move/me_navi
AsahiNet 0120-577-108 / 03-6631-0856 https://asahi-net.jp/support/account/move.html#top
BIGLOBE 0120-92-1740 https://support.biglobe.ne.jp/hikkosi/top/index.html
DTI 0120-830-501 http://dream.jp/support/moving/
ITCOM 0120-109199 http://www.itscom.net/support/contract_change/#section02
L.I.C LinkClube 03-5778-3881 http://lic.linkclub.jp/auhikari/move.asp
So-net 0120-60-3005 http://www.so-net.ne.jp/hikkosi/

自分が利用しているプロバイダが不明な場合には、auひかり問い合わせ窓口0077-777 もしくは 0120-22-0077に連絡して現在利用中のプロバイダを確認することができます。

auひかりの引越しにかかる費用

auひかりの引越しは新規導入度同様の工事費が発生します。

  ホーム マンション マンションミニギガ
初期費用(工事費含) 635円×60ヵ月=37,500円 1,250円×24か月=30,000円 1,250円×24か月=30,000円
登録料 800円 800円 800円

auひかりの引越しは一度解約して、新たに新住所で契約をすることになります。

そのため既定月以外での解約の場合にかかる違約金と工事費が残っていれば残金の一括清算が必要になります。

ただし、引越し後もau one netもしくはBIGLOBE光を利用する場合には解約時にかかる違約金は免除となります。

残った工事費に関しては一括で採算後、同額分を複数回に分けて毎月の利用料金から割引されます。

どちらにせよ、工事費については一度一括で清算となってしまいます。

auひかりの引越しは利用しているプロバイダにより特典に違いがあります。

引越しの際はトラブルを避けるためにも、必ず引越しにかかる費用をプロバイダに確認する必要があります。

JCOM等ケーブルテレビの場合

ケーブルテレビ会社の引越しは引越し先の事業者が現在のケーブルテレビと同じ会社の場合とそうでない場合で変わってきます。

たとえば現在JCOMに加入していて引越し先がJCOMの提供地域であれば、引越しの手続きは可能です。

しかしJCOM以外の会社の場合にはJCOMを解約、その後引越し先の地域のケーブルテレビ会社と契約して新規加入という流れになります。

引越し先のケーブルテレビの確認は下記のケーブルテレビ事業者紹介で確認が出来ます。

それにあわせて、ご自宅が加入しているケーブルテレビ会社に引越しの連絡をします。

ケーブルテレビ会社 電話番号
JCOM 0120-999-000
その他のケーブルテレビ ケーブルテレビ事業者紹介

JCOM以外のケーブルテレビ会社の場合上記の《ケーブルテレビ事業者紹介》をクリックしてください。

日本ケーブルテレビ連盟のサイトに移動後、郵便番号を入力するとその地域のケーブルテレビ会社の連絡先が表示されます。

ケーブルテレビの引越しは会社により手続きや料金等違いがありますので自分の利用しているケーブルテレビ会社に問い合わせてください。

JCOMの移転にかかる費用

JCOMの移転にかかる費用は移転先でJCOMに加入するのであれば費用はかかりません。

JCOMの提供地域以外の場合にはJCOMを解約して新たに地域のケーブルテレビを申し込むか他の光回線を契約しなければいけません。

改めてインターネットの工事が必要となるので早めに手続きをする必要があります。

その他光コラボなど

以前にフレッツ光から光コラボで転用をしている場合には引越しの手続きはNTTでは受け付けてくれません。

お使いの光コラボ事業者に引越しの手続きの連絡をしてください。

プロバイダに解約の連絡

プロバイダがわからない場合

お使いのプロバイダがわからない場合は自分のプロバイダーを確認できるサイトがあります。

接続情報確認サイト「確認くん

お使いのプロバイダは上から4項目の「ゲートウェイの名前」に表示されます。

表示の例は《nuro.jp》となっていますので、nuro光を使用しているということになります。

また、毎月の請求書や口座引き落としの記帳、クレジットカードの利用明細などにも記載されていますのでそれらを確認する方法もあります。

契約中のプロバイダが分かれば移転の連絡を入れます。

戸建てから戸建ての場合などプランが変わらなければそのまま利用できることもありますが、戸建てから集合住宅に引越しするなど、プランに変更がある場合には連絡を入れておかないと利用できなくなります。

どちらにせよ、必ず引越し前にプロバイダに連絡しておきましょう。

主要プロバイダ連絡先一覧

プロバイダ名 電話暗号 営業時間 営業日
@nifty 0120-32-2210(無料)
03-5860-7600(有料)
10:00~19:00 年中無休
@T COM 0120-805633(無料) 月~金 10:00~20:00
土日祝 10:00~18:00
年中無休
ASAHIネット 0120-577-108(無料)
03-6631-0856(有料)
10:00~17:00 平日
BIGLOBE 0120-86-0962(無料)
03-6385-0962(有料)
10:00~19:00 年中無休
DTI 0120-830-501(無料)
03-5749-8091(有料)
10:00~17:00 平日
So-net 0120-80-7761(無料)
050-3383-1414(有料)
9:00~18:00 年中無休
イッツコム 0120-109-199(無料) 9:30~20:00
9:30~18:30
平日
土日祝
リンククラブ 03-5778-3881(有料) 10:00~19:00 平日
楽天ブロードバンド 0800-600-0111(無料)
0800-600-0222(無料)
9:00~21:00 年中無休
GMOとくとくBB 0570-045-109(有料) 10:00~19:00 平日
Olivine(オリビネ) 050-3536-2525(有料) 9:00~17:00 平日

プロバイダによりwebで手続きが出来るところや電話、郵送と様々です。

まずは一度、電話で移転の流れを確認することをおすすめします。

まとめ

インターネットの引越しには2つの方法があります。

1.インターネット回線を移転する方法
2.現在の契約を一度解約して新たに新規契約する方法

2つの方法から選ぶことが出来ますが、インターネットの引越しは現在の契約を解約して、新たに新規契約する方法がもっともお得で安全な方法といえます。

移転はネットが使えないことも

上でも触れましたが、インターネットの移転の場合、現在の住所でぎりぎりまでインターネットを利用したければ、引越し先の工事は当日となります。

これが非常に危険で、引越し先で光ファイバーの引き込みが出来ない等のトラブルで工事が延期になってしまうケースがあるのです。

そうなると引き込みルートの確保や工事の日程の組み直しなどで、インターネットの工事が後日となってしまいそれまでの間ネットが使えないということになってしまいます。

新規であれば、引越し前に開通工事をあらかじめしておけるので、引越し後にネットが使えないということは避けられます。

また、新規の場合キャッシュバックや特典が受けられるので、仮に解約時の違約金が発生したとしてもキャッシュバック分で支払って尚且つ手元にも残るはずです。

移転の場合は移転工事費もかかりますし、キャッシュバックなどの特典も無いのに加え、当日から使えないリスクがあります。

ネットが確実に引っ越した当日から使えて、さらにキャッシュバックももらえるならば、引越しの方法は解約・新規契約がもっともお得な方法といえるでしょう。

出費の重なる引越しですがインターネットの引越しは得をするチャンスでもあるのです。

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