自分のスマホがソフトバンクなら光回線も『ソフトバンク光』が気になりますよね!
ソフトバンク光を引けば「おうち割 光セット」により、スマホの料金が安く、インターネットもフレッツ光より安くなり、さらに今速いとウワサのIPv6にも対応しています。
でも、ネットでの評判は最悪!
悪い評判ばかりのソフトバンク光ですが本当に遅いのでしょうか?
これまでたくさんの契約をいただき、自らもソフトバンク光ユーザーだった回線営業マンがソフトバンク光の注意点をご紹介していきます。
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ソフトバンク光の料金
他のページでもご紹介していますが、おさらいということでソフトバンク光の料金をご紹介します。
マンションプラン | 戸建プラン | |
---|---|---|
基本料金 | 3,800円 | 5,200円 |
ライトプラン | 設定なし | 3,900円~5,600円 |
ソフトバンク光は光コラボでは珍しくライトプランが用意されています。
ただし、ライトプランは代理店やネットでは申し込むことができませんので、ソフトバンクに電話で直接申し込む必要があります。
※ライトプランはご利用の1ヶ月の通信量が3GB未満は3,900円、10GB以上は5,600円、3GB~9.9GB未満 24円/100MBとなっております。
ソフトバンク光オプション料金
オプション名 | 月額料金 |
---|---|
光電話 | 500円 |
BBユニット*1 | 467円 |
BBセキュリティ | 570円 |
ソフトバンク光テレビ*2 | 660円 |
*1BBユニットとはBBフォン / WiFiマルチパック / WiFi地デジパック / ホワイト電話等を利用する際に必要となるサービスです。
*2ソフトバンク光テレビとはフレッツ光が提供する光テレビと同等のサービスで地デジ放送・無料のBS放送がアンテナ不要で視聴できるサービスです。
料金的には他の大手光コラボ事業者とほとんど変わらないか、もしくは少し高いぐらいの設定となっています。
ただし、お使いのスマホがソフトバンクを使用しているのであれば、おうち割が適応となるので通信費全体で考えるとかなり安く維持できます。
ソフトバンク光の評判がひどすぎる
ネット上ではソフトバンク光の評判を調べてみると、良い評判も中にはあるのですが圧倒的に悪い評判が多いことに気づきます。
ネットでの評判はなんでもそうですが、いい評判よりも悪い評判のほうが目立ってしまうことがほとんどです。
最近の怖いところでもあるのですが、あまりネットの評判を鵜呑みにするは問題もあると思います。
とはいえ、なぜソフトバンク光はこれほどに評判が悪いのでしょうか?
上記のように不満が殺到している【ソフトバンク遅い!】という声についてご説明していきます。
一般的なネットの遅いについてはこちらで説明してありますので参考にしてください。
意見が2分するソフトバンク光
ソフトバンク光の評判は遅いという不満が多いのですが、中には「ソフトバンク光にして最高に速くなった!」という意見も少なくありません。
なぜこんなことが起きるのでしょうか?
もともと回線の速度がばらつく光回線ですが、その理由の一つとして利用者の多さが原因といわれています。
光コラボが始まり、スマホとセットで割引が受けられるおうち割のおかげでソフトバンク光の加入者は近年急増しています。
その利用者が多くなることで、プロバイダのインターネット接続の部分で渋滞が発生してしまうのです。
それ以外にもいろいろな原因があると思われますが、多くの場合ここがポイントになっています。
ただ、それなら速いと言っているユーザーがいるのはなぜでしょう?
それがソフトバンク光のオプションサービスBBユニットと大きく関係してきます。
ソフトバンク光が遅いというのは光BBユニットのせい?
回線営業マンは仕事柄お客様のネットの初期設定を行うことが多いのですが、ほとんどのお客様にはBBユニットの契約をおすすめしています。
当初の理由としては、ソフトバンク光に乗り換える人の多くはソフトバンク携帯のユーザーが多く、おうち割の条件でもある光BBユニットの契約は絶対でした。
そのBBユニットがソフトバンク光の速度に関して重要な役割を果たしているのです。
私のお客様で「遅い!」とクレームになる事がほとんどなかったのはそのためでしょう。
では、なぜソフトバンク光の速度に光BBユニットが関係してくるのでしょう?
ソフトバンク光でIPv6を利用するにはBBユニットが必須
ソフトバンク光で利用者によって速いというユーザーと遅いというユーザーの大きな違いはIPv6が利用できる環境にあるかどうかです。
IPv6についてはこちらを参考にしてください。
近年インターネットが早くなると注目されているIPv6ですが、ソフトバンク光もIPv6に対応したプロバイダとなっているので当然速いと期待してしまうのは当たり前の話です。
ところがこのIPv6の速さをソフトバンク光で体験するにはBBユニットを利用しなければいけないのです。
IPv6はそれだけで回線速度が速くなるわけではありません。
高速通信をするならばIPv6高速ハイブリッドといわれる【IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6】接続を使用しなければいけません。
そのためには光BBユニットが必要になるのです。
IPv6高速ハイブリッド接続は間単に言ってしまうと、混雑の原因とされるプロバイダを回避してインターネットに接続することができるということ。
これにより飛躍的に回線速度が速くなりました。
ちなみに回線営業マンの自宅では、光BBユニット利用前が100Mbpsに全く届かない速度が、光BBユニット利用後には最高で300Mbps以上となりました。
twitterではこのような書き込みも
ソフトバンク光が遅すぎるので解約しようと思ったらIPv6高速ハイブリッドというプランがあるのを発見。さっそく申し込んだら速度が20倍以上になった。こりゃすごい。https://t.co/KTNXNQJ18w pic.twitter.com/ydwAFRcyTS
— Yu Uno / Yahoo! JAPAN (@saladdays) 2018年4月21日
これほどIPv4とIPv6(正確にはIPv6高速ハイブリッド)には違いがあるのです。
ソフトバンク光で遅いと嘆いている人の中で光BBユニットを利用していない人はぜひお試しください。
BBユニットが速度のカギ!
光BBユニットでIPv6高速ハイブリッド通信するには、光BBユニットのほかにIPv6高速ハイブリッドの利用申し込みが必要です。
また、すでに光BBユニットを利用しているにもかかわらず速度に改善が見られない場合、周辺機器の設定が必要になります。
ソフトバンク光をより快適に利用するためにもぜひ一度見直してみてはいかがでしょうか。
IPv6パケットフィルタ設定の変更方法
-
- NTTのONUとPCをLANケーブルを使用して直接接続します。
*Wi-Fiでの接続ではログインすることが出来ませんので必ず有線で接続してください。
- NTTのONUとPCをLANケーブルを使用して直接接続します。
-
- PCのブラウザを開きアドレスの枠に「http://ntt.setup/」と入力します。
- PCのブラウザを開きアドレスの枠に「http://ntt.setup/」と入力します。
-
- 初めてONUに接続する場合機器設定用のパスワードを設定します。
半角英数字32文字以内を入力し《設定》をクリックします。
- 初めてONUに接続する場合機器設定用のパスワードを設定します。
-
- 設定をクリックするとSET UPのログイン画面が表示されますのでユーザー名【user】 パスワード【3で決めたパスワード】を入力し《OK》をクリックします。
- 設定をクリックするとSET UPのログイン画面が表示されますのでユーザー名【user】 パスワード【3で決めたパスワード】を入力し《OK》をクリックします。
-
- [IPv6ファイアウォール機能]の項目が[有効]の場合
設定ページが開いたら画面左側のメニュー一覧から《詳細設定》を選択し、次に《IPv6パケットフィルタ設定》をクリックします
IPv6パケットフィルタ設定が開きますのでIPv6ファイアーウォール機能を《無効》にチェックし《設定》をクリックします。
- [IPv6ファイアウォール機能]の項目が[有効]の場合
-
- 「IPv6パケットフィルタ設定(IPoE)」のエントリがはいっている場合
[有効/無効]のチェックボックスを外し、《設定》をクリックしてエントリを無効にしてください。
- 「IPv6パケットフィルタ設定(IPoE)」のエントリがはいっている場合
- 以上を確認したら、接続を元に戻します。
以上でIPv6パケットフィルタの設定は終了です。
必ずこの作業で速度が改善されるわけではありませんが、回線速度が遅くてどうにもならないと悩んでいるようならぜひ設定を見直してみてください。
問題は光BBユニットのレンタル料
今までの説明でソフトバンク光が遅いということはある程度改善できることがお判りいただけたと思います。
しかし問題なのは料金です。
まずはソフトバンク光のBBユニットにかかわるオプション料金をご覧ください。
オプションサービス | 合計金額 (①+②+③) |
||||
---|---|---|---|---|---|
必須 | 必須 | 必須 | 通常 | おうち割光セット 割引後 |
|
光BB ユニット (467円) |
Wi-Fi マルチパック or Wi-Fi 地デジパック (990円) |
ホワイト 光電話 |
基本プラン (467円) |
1,924円 (税込2,077円) |
500円 (税込540円) |
基本プランα (943円) |
2,400円 (税込2,592円) |
1,000円 (税込1,080円) |
|||
だれとでも定額 (1,410円) |
2,867円 (税込3,096円) |
1,500円 (税込1,620円) |
|||
光電話(N) +BBフォン |
基本プラン (500円) |
1,957円 (税込2,113円) |
500円 (税込540円) |
||
スマート基本プラン (1,500円) |
2,957円 (税込3,193円) |
1,500円 (税込1,620円) |
|||
BBフォン | 1,457円 (税込1,573円) |
500円 (税込540円) |
おうち割光セットは光回線がソフトバンク光、携帯電話がソフトバンク携帯とインターネットと携帯をセットにすることで受けられる割引サービスです。
IPv6高速ハイブリッドを利用するためには、必ず光BBユニットレンタルしないといけないのはお判りいただけたと思いますが、光BBユニットにはWi-Fiの機能がありません。
Wi-Fiの機能を利用するのなら、オプションのWi-Fiマルチパックの契約が必要になります。
家族の中でソフトバンク携帯を利用している人がいれば表の一番右(おうち割光セット割引後)の金額なので光BBユニットとWi-Fiマルチパックに加え固定電話を合わせても毎月の料金は500円で済みます。
しかしソフトバンク携帯を利用していない場合、光BBユニットが467円+Wi-Fiマルチパックが990円、さらに電話を付けると500円が加わるので、合計1,924円かかってしまいます。(BBフォンの場合無料)
IPv6高速ハイブリッドを利用するならば最低でも光BBユニットのレンタル料金467円が毎月の利用料金に加算されます。
ただし、他の光コラボレーション事業者の中にはIPv6はオプションとなり別料金という会社もあるのでそう考えると少しは納得も行くところです。
Wi-Fiマルチパックとは
ではマルチパックとはどのようなものなのでしょうか?
- Wi-Fi機能
- 外出先でインターネット
- 無線LANセキュリティー
この3つの機能がセットになったものがWi-Fiマルチパックです。
光BBユニットだけではWi-Fiが利用できないので、Wi-Fiを利用したい場合には、別途市販のWi-Fiルーターなどを用意する必要があります。
Wi-Fiマルチパックに加入する場合光BBユニットも契約が必要になりますが、Wi-Fi機能は光BBユニットに内蔵されていますので周辺機器がすっきりします。
またWi-Fiマルチパックに加入することで外出先でもBBモバイルポイントでインターネットが月額290円で利用できるようになります。
ただし、おうち割光セットが適応になるのならば、光BBユニットとWi-Fiマルチパックで500円になるのでソフトバンク携帯ユーザーは自分でWi-Fiルーターを用意するよりも断然お得です。
まとめ
ソフトバンク光の速度が遅い原因の一つとして、プロバイダーの混雑が考えられます。
その最も有効的な対処法となるのが、【IPv6高速ハイブリッド接続】です。
ただし、この【IPv6高速ハイブリッド接続】を利用するためには、光BBユニットのレンタルが必須となります。
ソフトバンク携帯ユーザーなら【おうち割光セット】でWi-Fiやその他もろもろがセットで500円という破格で利用することができますが、そうでない場合には出費が増えてしまいます。
ソフトバンク携帯ユーザー以外なら光BBユニットのみレンタルして、その他は自分で用意するのが良いでしょう。
回線営業マンのおすすめは光回線をソフトバンク光に変更するのであれば、それを機会に携帯もソフトバンクに乗り換えてしまうのが良いでしょう。
ネットで炎上しているソフトバンク光が遅いという問題は、一部の人ということはお判りいただけたでしょうか?
回線営業マンの経験からもソフトバンク光は光BBユニットを契約してしっかりと設定してあれば決して遅い回線ではありません。
遅いと思ったらまず周辺の見直しをしてみましょう。
以上、【ソフトバンク光が遅い時必見!ソフトバンク光はこうすれば速くなります。】についてでした。